カーテンのお手入れ
せっかく選んだカーテンなんですから、いつまでもきれいにしておきたいですよね。
取り扱いに気をつけさえすれば、変わらぬ美しさ、質感を保つことができます。
簡単なお手入れを紹介していきます。
日頃のお手入れ
カーテンには、部屋の内外のほこりや、手垢、タバコのヤニなど思っている以上
に
汚れがついているものです。日頃から、お掃除の際にはたきをかけるか掃除機
のブラシでほこりを吸い取るなどしてください。また、カーテンレールや窓周りの
そうじも忘れないように気をつけて下さい。カーテンレールの汚れは、カーテンへ
移りやすいだけでなく、ほこりやごみが水分を含むことで、カビも発生しやすくな
ります。また、結露もカビや汚れの原因になりますので、気をつけましょう。
自宅での洗濯方法
カーテンをどれくらいの割合で、洗濯すればいいのかといいますと、ドレープは
年に1回、レースカーテンは年に2〜3回が目安となります。
長い間洗濯をしないと、汚れが落ちにくくなるだけでなく、繊維が劣化し穴が
開いたりする恐れもあります。
■洗い方
1.必ず洗濯ラベルをチェックし、水洗いができるものであるか確認します。
2.洗濯機で洗える場合、 まず、カーテンのほこりをはたき、フックを全部
はずします。
3.カーテンをプリーツだたみにして、ネットに入れます。一度に洗うのは
1.2枚にしましょう。
4.洗濯機の設定を「弱水流(ソフト洗いコース、ドライコースなど、お持ちの
洗濯機の説明書をご覧ください。)」にし、水量は「最大」にしてください。
5.洗剤は、デリケートな衣類用の中性洗剤のご使用をおすすめします。
6.脱水はなるべく短くし、乾燥機の使用は避けてください。
■干し方
1.元のカーテンレールに吊り、自然乾燥させるのがおすすめです。吊る前には
必ずカーテンレールを掃除し、床には水滴で床にぬれないようにビニール
などを敷きます。窓ガラスなども掃除をしておくと、カーテンに汚れがつくのを
防ぐことができます。
2.吊ったら、軽くたたくか引っ張るかして形を整え、自然乾燥させてください。
3.屋外で干すときは、必ず陰干しにしてください。また、乾燥機は使用しないで
ください。生地が変質したり、縮んだりする恐れがあります。
■アイロンのかけ方
必ず、取り扱い絵表示を確認し、その指示に従ってください。
■クリーニングに出すときは
クリーニングに出すときは必ずフックをはずしてから出します。カーテンはクリー
ニングに出すと、多少収縮します。特に、綿、麻などの天然繊維は収縮率が高く
なりますので、ご了解ください。その他、トラブルが起きやすいので、クリーニング
店にて洗濯絵表示を相互に確認することがおすすめです。
■汚れがついた時は
口紅やジュースなど汚れが付いてしまったときは、すぐにふき取ります。落ちに
くい汚れは、衣料用中性洗剤を薄めたものを布に含ませ、下にきれいな布を当
てた状態で、上からたたくようにします。または、洗剤をしみこませた布でつまむ
ようにふき取る方法もあります。いずれも汚れを広げてしまわないように気をつけ
ながら行ってください。
正しい収納方法
カーテンは、室内外の空気にさらされ、見た目以上に汚れているものです。
カビや虫食いなどを防ぐためにも、必ず洗濯をしてから収納しましょう。
1.きれいにたたむ
洗濯を終え、十分に乾燥させたら、次はたたみ方がポイントです。カーテンを
よりよい状態に保つためには、プリーツだたみがおすすめです。
2.袋に入れて収納する
たたんだカーテンは、湿気などからカーテンを守るためにビニール袋に入れて
しまいます。なお、圧縮袋はおすすめできません。生地によっては、一度しわが
付くと取れにくい性質を持っているからです。
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Last update:2023/4/19
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